7時前には目覚める。寒さを心配していたが、マンションの機密性からさほど感じず。
朝はパンとほうじ茶。娘の弁当に冷凍とんかつ、煮卵、きゅうりサラダ、シチューを保温ポットに詰めて、先に私がでる。
涙を流して寂しいと言う娘の顔を見ると、つられて泣きそうになるから、またすぐ会えるから年末待ってるよ!と笑ってバイバイした。
一人暮らしの心細さはわかるつもりだが、残す親の気持ちは今になりしみじみと感じる。
新幹線までの道中も、今の生活の選択は良かったのか?迷いは消えない。
新幹線、なんだか事故のため遅れているようだが、無事自由席窓側に滑り込んだ。前に乗った方は丁寧で座席シートを下げたりする際も爽やかに挨拶。また移動中スーツケースを誤って倒してしまった際に助けてくれた外国の方も大変スマートで紳士的であった。
ささやかな幸せの、積み重ね。
幸せの閾値は年々下がっている。
矢場とんの弁当を買い、せっせと食べて、京都あたりまで眠りこんだ。新大阪から寄り道する元気はなく、電車に乗り込みバスに乗り継いで帰路に着く。
貸家でも、我が家はほっとする。
片付けして、夕飯作り夫とご飯。
チャーハンと豚汁。
明日の仕事を憂鬱に思いながらも、用意して早めに就寝。